【骨盤のゆがみ】スポーツでの身体の痛みや違和感

身体のゆがみで来院された男性（10代/高校生）の改善事例をご紹介します。

主訴（来院時の症状）

スキー部でアルペン競技をやっていてここ１年以上成績に伸び悩んでいて、左ターンをするときに一瞬遅れると気づくもトレーニングでは解消できず、身体のどこかにゆがみがあると思いホームページを見て受診。

自分の身体だけど思うようにコントロールが出来ないことが悩み。

来院に至るまでの経緯

アルペンスキーの大会で中学生までは成績も伸びていたが、高校生になって伸び悩んでいた。自分でも気づいていたが大会のビデオを見ても左ターンが少し遅れるので骨盤のゆがみや動きを整体で改善できればと思うようになり、ホームページで検索して来院する。

最近は連日の大会による疲れや腰痛もあり、思うような滑りができず、歯がゆい思いをしている。

検査と所見

初回検査結果は以下の通り

検査結果の分析によりSPLの筋膜の緊張、骨盤、腰椎、胸椎、頸椎の可動域制限と判断

施術内容と経過

下半身の右回旋位を作っている腹斜筋の施術と上半身の左回旋位のひずみ取ることに重点を置いた。

まずは下半身の右回旋位を作っている腹斜筋の緊張の左右のバランスを整えることに施術の重点を置いた。その後、上半身が下半身と逆の左回旋を作っている胸椎や頸椎の動きを調整した。

スキーの板の接地角度と骨盤の動きを合わせるために足関節の動きも含めた動きの誘導を伝え、ターン時の重要なひとつとして伝えて実践してもらった。

左右で使われていない筋肉の左右差を無くすため、自重運動を継続して行うよう指導。

初回の治療後の大会ではタイムが大幅に縮み、順位を上げることが出来た。１週間後２回目の施術時回旋の偏りがずいぶん減っていた。２回目治療後の全国大会では９位に入賞できた。その後も学校と部活の時間を調整しながら月に数回の割合で調整に来院されている。

※個人差があり効果を保証するものではありません

以下ご本人のメッセージ

小さい頃からアルペンスキー競技に出場していて高校生になってからタイムが縮まらないことに焦りを感じていました。

コーチや両親と競技を振り返ってみると左ターンに若干の遅れがあることに気づき色々意識してトレーニングしてみましたが解決に至らず、もしかして骨盤や身体に原因があると思い、ホームページを見て身体や骨盤の捻じれを治してもらおうと思いました。

初診の時から身体の捻じれを指摘され、どうして左ターンが送れるのかをしっかり説明していただき、自分の身体が今こうなっているという事を教えていただきました。家でも出来るトレーニングも教えていただき、先日の全国大会では今までにない好成績を収めることが出来ました。

来期はもっと上を目指して頑張ります。引き続きの調整をお願いします。

院長からのコメント

初診時はさすがアスリートという感じでご自身の身体のクセをしっているなぁという感じでした。私の分析と本人の感じている違和感が合っていたので彼も納得した感じでした。

治療後の変化もすぐに気づき、お伝えしたトレーニングの理由もすぐに理解し実践していただけたようで、すぐにいい結果につながったようで嬉しく思いました。

来シーズンは表彰台に行けるよう頑張ってくださいね。